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ラボ型開発かSESか

ラボ型開発とSESの違いとは?メリット・デメリットと選び方を解説

2026.8.17

「ラボ型開発とSESの違いがよくわからない」「外注するならどちらを選ぶべきか判断できない」
このように悩んでいませんか?

エンジニア不足が深刻化する中、多くの企業が開発リソースを外部に求めています。
その際によく比較されるのが「SES」「ラボ型開発」です。
しかし、両者は似ているようで、契約形態・成果の出方・チームの作り方が大きく異なります。

違いを理解せずに選んでしまうと、
「コストだけかかって成果が出ない」「ノウハウが社内に残らない」
といった失敗につながる可能性もあります。

本記事では、ラボ型開発とSESの違いをわかりやすく解説するとともに、どちらを選ぶべきかの判断基準や失敗しない選び方まで解説します。

ラボ型開発とSESの違いとは?

ラボ型開発とは

ラボ型開発は、専属の開発チームを一定期間確保する契約形態です。特にオフショア開発でよく採用され、リモートでチームとして開発を進めるのが一般的です。

主な目的:中長期的な専属チームの構築
契約:準委任または請負
管理:ベンダー+自社の共同管理
チームの固定性:原則固定で、 知識が蓄積される
向いている期間:中長期
コミット度:高い

SESとは

SES(システムエンジニアリングサービス)は、エンジニアの労働力を提供する契約形態です。
企業は必要なスキルを持つエンジニアを一定期間アサインし、自社の指示のもとで業務を進めてもらいます。
また、SESでは、エンジニアが発注側のオフィスや指定環境に入り、常駐して業務を行うケースが一般的です。

主な目的:短期・スポットのリソース補填
契約:準委任契約
管理:自社が指示・管理
チームの固定性:変動あり、契約終了で離脱
向いている期間:短期〜中期
コミット度:低い

SESとラボ型開発の特徴・メリット・デメリットと向いているケース

SESとラボ型開発の違いを理解するうえで最も重要なのは、「人材を補填するのか」「チームを育てるのか」という本質的な違いです。

SES:必要なときに人材を補う「パーツ型」
ラボ型開発:専属チームを構築する「資産型」

この違いは、ナレッジの蓄積や開発効率に大きく影響します。

SESの特徴・メリット・デメリット

SESは、特定のスキルを持つエンジニアを必要な期間だけアサインする形態で、「来月からGo言語のエンジニアが1人欲しい」といった急なリソース需要に強いのが特徴です。

メリット
・必要なスキルをピンポイントで確保できる
・短期間でアサイン可能
・柔軟に人員調整ができる

デメリット
・エンジニアの帰属意識が低くなりやすい
・指示コスト(マネジメント負荷)が高い
・ノウハウが社内に蓄積されにくい
・AI駆動開発などの技術革新に追従しにくい

特に注意すべきなのは、契約終了とともに知識も失われるリスクです。ドキュメント化されていないノウハウは、エンジニアの離脱と同時に消えてしまいます。
また、昨今普及が進む「AI駆動開発」への対応も遅れがちです。
SES企業側にとっては、AI導入で効率が上がっても自社のメリットになりにくいため、クライアントから指示がない限り、自発的にAI活用を進めるインセンティブが働きにくいという構造的な課題があります。

よくある失敗例
人が変わるたびに引き継ぎコストが発生

向いているケース
・短期プロジェクト(〜3ヶ月程度)
・特定スキルの補強が目的
・自社でしっかり管理できる体制がある場合

ラボ型開発の特徴・メリット・デメリット

ラボ型開発は、一定期間エンジニアチームを専属で確保し、自社の「分室」のように機能する開発体制を構築するモデルです。最大の特徴は、メンバーが固定されることで、プロダクトやビジネスへの理解が継続的に深まる点にあります。

メリット
・チームとしてナレッジが蓄積される
・継続的な改善により生産性が向上
・プロダクト理解が深まりやすい
・AI駆動開発を導入しやすく、生産性を劇的に高められる

開発が長期化するほど、ドキュメントには残らない暗黙知や「阿吽の呼吸」が生まれ、開発スピードが向上する点が大きな価値とされています。
さらに、「AI駆動開発」をチーム全体でいち早く取り入れられる点も大きなメリットです。最新のAIツールを駆使してチーム全体の生産性を爆発的に高めたいクライアントの間では、ラボ型開発の専属チームにAIを掛け合わせる動きが急速に進んでいます。

デメリット
・初期立ち上げに時間がかかる
・マネジメントが不十分だと機能しない
・短期案件には不向き

よくある失敗例
・丸投げしてしまい、品質が安定しない
・コミュニケーション不足で認識ズレが発生

向いているケース
・中長期のプロダクト開発
・継続的な改善が必要なプロジェクト
・開発チームを育てたい場合

ラボ型開発とSES、最大の違いは「ナレッジが資産になるかどうか」

両者の最も大きな違いは、エンジニア個人ではなく「チームが資産になるかどうか」という点です。

SES:人材は流動的で、ナレッジは蓄積されにくい
ラボ型開発:チームが固定され、ナレッジが蓄積される

この違いが、長期的な開発力やコスト効率に大きな差を生みます。

SESとラボ型開発、どちらを選ぶべき?

どちらを導入すべきか迷った際は、以下を参考にしてみてください。

「ラボ型開発」が最適なケース

新規事業(アジャイル開発):仕様が頻繁に変わるため、柔軟に動ける専属チームが必要。
中長期の開発:1年以上の継続が見込まれ、開発ノウハウを資産として残したい。
内製化を目指している:将来的な内製化を見据え、チーム運営の型を作りたい。

「SES」が最適なケース

既存改修・スポット開発:決まったタスクを消化するために、一時的な人手が欲しい。
即戦力スキルの補填:自社にない特定の技術(インフラ構築など)を短期間だけ借りたい。
予算の柔軟性を重視:プロジェクトの進捗に合わせて、1名単位で月ごとに増減させたい。

ラボ型開発を導入する際の注意点と失敗しないコツ

ラボ型開発はメリットが多い反面、導入初期の設計を誤ると「期待したパフォーマンスが出ない」という事態に陥ります。弊社モアアジアの経験から、失敗を回避するための3つのポイントを解説します。

「オンボーディング期間」のコストを予算に組み込む

ラボ型開発は、チームが組まれた初日から100%のスピードで開発できるわけではありません。
契約初月からフル稼働を期待しすぎると、教育コストばかりがかかり「SESの方が楽だった」と感じる可能性があります。

最初の1〜2ヶ月は、自社のドキュメント整備や開発ルールの共有期間と割り切る必要があります。この「先行投資」が3ヶ月目以降の爆発的なスピード感に繋がります。

コミュニケーションの「透明性」を仕組み化する

特にオフショアでのラボ型開発の場合、心理的距離が課題になります。
SlackやZoomでの定例会はもちろん、GitHubやJiraなどのツールを活用し、「誰が・今・何をしているか」が常に可視化されている状態を作りましょう。
「タスクを振る」のではなく、「ゴールを共有する」姿勢が重要です。専属チームだからこそ、ビジネスの背景を伝えることで、エンジニア側から改善提案が出る好循環が生まれます。

良いラボ型開発ベンダーを見極めるポイント

単に「安さ」や「エンジニア数」で選ぶのは危険です。以下の3点を確認してください。

PMやブリッジSEの介在価値:日本語レベルだけでなく、技術的な橋渡しができる人材がいるか。
メンバーの離職率:メンバーが固定されることがラボ型の価値です。そのベンダーの離職率が低く、エンジニアを大切にしているかを確認しましょう。
契約の柔軟性:プロジェクトの状況に合わせ、メンバーのスキルセットを柔軟に入れ替えられるオプションがあるか。

事業成長にコミットするモアアジアのラボ型オフショア開発

専属チーム+最適な役割設計で「無駄のない開発体制」を構築

モアアジアのラボ型開発では、単にエンジニアをアサインするのではなく、プロジェクトに応じて最適なチーム構成を組みます。

ブリッジエンジニア
リーダーエンジニア
メンバー
テスター
コミュニケーター

といった役割を組み合わせることで、品質・スピード・コミュニケーションをバランスよく担保した体制を構築します。
これは、単一人材を補充するSESとは異なり、最初から「チームとして機能する設計」になっている点が大きな特徴です。

また、開発チームがクライアントのプロダクトを「自分たちのもの」として捉え、事業成長にコミットする姿勢を大切にしています。長期的な専属チームを編成することで、ナレッジの蓄積と開発スピードの最大化を実現しています。

ベトナム拠点によるコスト最適化と高い技術力

開発はベトナム拠点で行われており、日本国内と比較してコストを抑えつつ開発リソースを確保できる点も強みです。現地チームはトップレベルの大学出身者が多く、技術力・マネジメント力・コミュニケーション力を兼ね備えた人材で構成されています。

さらに弊社では、この強みに加えて「AI駆動開発」を積極的に推進しています。最新ツールを駆使した高効率な開発体制により、従来比で約1.3倍の開発スピード向上、20~30%のコスト削減を実現。
オフショアのコストメリットを最大限に引き出す次世代の開発体制をお届けします。

日本人ディレクター・デザイナーが在籍

オフショア開発で障壁となりやすい「細かなニュアンスの伝達」や「UI/UXデザイン」において、弊社モアアジアでは日本人ディレクターとデザイナーがプロジェクトに参加可能です。これにより、コミュニケーションのストレスを最小限に抑えつつ、日本市場に適した品質を維持できます。

要件定義〜保守まで一気通貫で対応

ラボ型開発では「どこまで任せられるか」も重要な判断ポイントです。
モアアジアでは、要件定義から設計・実装・テスト・保守までを一貫して対応可能です。
これにより、フェーズごとの外注切り替えが不要だったり、ナレッジの分断が起きず、開発の一貫性が保たれるといったメリットがあります。

国際基準「ISTQB Platinum Partner」による品質保証

モアアジアは、ソフトウェアテストの国際資格認定団体「ISTQB」のプラチナパートナーに認定されています。これは世界水準の品質管理・テスト技術を持っている証であり、「オフショアは品質が不安」という懸念を払拭する強力な差別化ポイントです。

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まとめ

ラボ型開発とSESの違いは、単なる契約形態の違いではなく、
「人を借りる(SES)」「チームを持つ(ラボ型開発)」
という本質的な違いがあります。

重要なのは、自社の状況に応じて最適な選択をすることです。

一時的なリソース不足を機動的に解消するなら「SES」
チームの成長とノウハウ蓄積を重視するなら「ラボ型開発」

自社のプロジェクトが現在どのフェーズにあり、何を最優先(スピード・コスト・品質・資産化)にするかを整理することで、外注開発の失敗リスクを大きく下げることができます。

弊社モアアジアでは、専属チームを長期的に安定確保し、国際水準の技術力・品質でプロダクトの「こだわり」を共に考え、実現します。
ちょっとした疑問やご相談も受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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