UI / UX を再現することができる開発チーム
株式会社サイダス
永島 様
株式会社サイダスは、2011年10月に設立され、人事マネジメントシステムの開発・販売・コンサルティング・サポートを行っている会社です。
今回弊社のラボ型開発をご利用いただきました、株式会社サイダスの永島様にお話を伺いました。
プログラミングだけではなく、 UI / UX の開発ができるかが重要でした
ー貴社の事業内容について教えてください
私たちサイダスは「明日が楽しみになる世界をつくる。」をミッションに掲げ、「働きがい」をつくる人事DX『CYDAS PEOPLE』の開発・販売・サポートを行っています。働くひとや組織のデータに着目して、働くひとの成長を促し組織を変える、タレントマネジメントシステムを提供しています。
ーご依頼前はどのようなことでお悩みでしたか?
長年にわたりタレントマネジメントシステムの開発を⾏っているため、時代とともにアーキテクチャを変更する必要がありました。マルチページアプリケーションからシンブルページアプリケーションへ変更するにあたり、フロントエンドの開発要員が足りませんでした。
また、UI / UXを重視しているシステムでもあるため、プログラミングが行えるのみではなく、如何に UI / UX を再現することができるかのスキル・経験も必要とされていました。
一緒に開発プロセスを考え・改善していただける
ーモアアジアを選んでいただいた決め手は何ですか?
ブリッジエンジニアの方と円滑にコミュニケーションを行うことができ、デザイン・仕様変更に対して、すぐに見積を実施していただき UI / UXを調整しながら開発を行えている点が決め手となっています。Zoom 等での会話がスムーズに行え、仕様を伝える手段として活用できている点も助かっています。
ーベトナムオフショアで開発を進めて、印象に残っていることはありますか?
仕様を伝えるときの手順が明確になったことが印象に残っています。最初は試行錯誤でしたが、文章でのやり取り、画像でのやり取り、動画でのやり取り、それぞれを組み合わせることで伝える方法を学ぶとともに、弊社の考慮が足りていない点にも気づくことができるようになりました。やり取りを通して学ぶ点が多かったです。
ースキルレベル、コミュニケーションなど、ベトナムチームとの開発はいかがでしたか?
苦労したことや、良かったことなどございましたらお教えください。
ブリッジエンジニアの方と頻繁にやり取りする反面、実務を行っているフロントエンドエンジニア、バックエンドエンジニアの方との関係を構築することが難しかったです。
機能が多数にわたることから、機能単位でチーム分けを行い、開発をすることで弊社エンジニアとのコミュニケーションが円滑になり、実務を行っているエンジニアの方のスキル・クセを把握でき、効率よく作業できるようになりました。
上記のように一緒になって開発プロセスを考え・改善していただけることが良い点だと感じています。
より品質を高めるために
ーチームとして開発を進める中で、改善して欲しいことはありますか?
品質の指標化を行っていきたいと思っています。
弊社内で指標化を行っていますが受入検証以降の工程での指標化となっています。今後は結合試験以前の工程にて、不具合分類・原因分類・機能分類を行い、より品質を高めたいと思っていますので、今後、一緒に品質基準を構築できればと思っています。
ーベトナムラボ型開発の活用前と活用後で変わったことはありますか?
新しい機能を提供する速度がアップしました。もともとはフロントエンドの開発のみを依頼していましたが、スキル・経験に対しての問題がなく開発を進めることができましたので、途中からバックエンドの開発も依頼するようになり、より開発速度がアップしました。
ーお忙しい中、インタビューにご協力いただき誠にありがとうございました。
モアアジアも共に成長できるよう努めて参ります。今後とも何卒よろしくお願いいたします。