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オフショア開発とは?

オフショア開発とは?メリットやデメリットをわかりやすく解説

2025.12.25

近年、日本企業でも活用が進む「オフショア開発」。
人材不足が続くIT業界では、もはや「特別な選択肢」ではなく、ごく一般的な手段となりつつあります。
今回は、「オフショア開発」とは何かを改めて整理しながら、導入を検討する際に知っておきたいメリット・デメリットを分かりやすくご紹介します。
あわせて、近年特に人気のベトナムオフショアの魅力についても、適宜触れていきます。

1. オフショア開発とは?

オフショア開発とは、
自社(または自国)のシステムやソフトウェアの開発業務を、海外の開発企業に委託する開発手法のことを指します。

英語の Offshore(岸から離れた)が語源となっており、「海外へ業務を委託する」という意味で広く使われています。
※地理的に近い地域へ委託するニアショア開発(Nearshore)という手法もあります。

日本では人材不足を背景に、オフショア開発は年々活用が増加。委託先として代表的な国は以下の通りです。
・ベトナム:コスト・技術力・人材の豊富さのバランスが良く、最も人気が高い
・フィリピン:英語力の高さを生かしたコミュニケーション面の強み
・インド:世界最大級のエンジニア人口とハイレベルな技術力
・中国:長年の開発実績と大規模開発への対応力
・バングラデシュ:コストの低いさと若い労働人口の多さ

中でもベトナムは、平均年齢が若く理数系教育に力を入れている国としても知られており、IT人材の増加ペースが東南アジアの中でも際立っています。加えて親日的な国民性もあり、日本語を学習するエンジニアの数も年々増加していることから、日本企業のオフショア開発先として選ばれるケースが増えています。

オフショア開発国比較

2. なぜオフショア開発を行うの?

オフショア開発の目的は、日本のIT業界が抱える課題を解決するためです。

【日本が抱える主な課題】
・ITエンジニアの不足
 経済産業省の調査では、対策を講じない場合、2030年には国内で最大79万人規模のIT人材が不足すると試算されています。
・優秀なエンジニアの確保の難しさ
 大手企業や外資系企業との人材獲得競争が激化しており、中堅・中小企業ほど採用が難航しやすい状況です。
・スキルと報酬のミスマッチ
 IT人材不足によりエンジニア単価が上昇しており、企業は必要なスキルを持つ人材を適正なコストで確保することが難しくなっています。
・開発コストの肥大化
 IT人材の不足や人件費の高騰により、国内での開発単価は上昇傾向にあります。また、DX推進やシステム刷新など企業のIT投資需要が拡大する一方で、必要な人材を十分に確保できず、開発期間の長期化やプロジェクトコストの増加につながっています。

こうした課題は、国内だけの採用では解決が難しくなっています。
そこで、海外の優秀なIT人材に目を向けることで、人材の確保とコスト最適化の両方を実現できるのがオフショア開発です。

特にベトナムは
・親日で日本語人材が豊富
・人件費が日本と比べて抑えられる
・技術力のあるエンジニアが多い

といった理由から多くの日本企業に選ばれています。

このように、国内採用だけでは人材確保やコスト面で限界が見え始めている中、オフショア開発は単なる「コスト削減手段」ではなく、開発体制そのものを最適化するための戦略的な選択肢として注目されています。
では、実際にオフショア開発を活用することで、どのようなメリットが得られるのでしょうか。

3. オフショア開発のメリット

オフショア開発を検討する際に知っておくべき主要なメリットは以下です。

3-1. 優秀なIT人材、リソースの確保

日本では、少子高齢化の進行により人口減少が年々加速しています。その影響はIT業界にも及んでおり、エンジニア不足が深刻化する中、各企業が人材確保に苦慮している状況です。
その点、オフショア開発であれば、日本では採用が難しい高度な技術を持ったエンジニアを確保しやすく、特にベトナムはエンジニアが増加傾向、日本よりも必要な人数をスピーディーにアサインが可能です。

3-2. 開発コストの削減

日本では、ITエンジニアを各企業が取り合う状況が続いており、人件費も高騰しています。
一方、オフショア開発であれば、委託先の国によっては日本よりも人件費を抑えられるため、同じ予算でもより多くのエンジニアをアサインできたり、トータルの開発コストを削減したりすることが可能です。浮いたコストを企画やマーケティングなど、他の重要な投資領域に回せる点も企業にとって大きなメリットといえます。

3-3. 自社のコア業務へ集中できる

開発業務の一部を外部に委託することで、社内リソースを企画や戦略など優先度の高いコア業務に集中させることができます。結果として、業務効率の向上や、より付加価値の高い取り組みへの注力が可能になり、事業全体の成長スピードを高めることにもつながります。

3-4. 開発スピードの向上と早期リリースへの期待

海外のリソースを活用することで、国内だけでは難しかった短期間での大規模な開発体制構築が可能になります。
並行して複数のタスクを進められる体制を組みやすくなることで、開発スピードの向上や、サービスの早期リリースが期待できます。市場投入までのスピードが競争優位に直結するプロダクトほど、このメリットは大きな意味を持ちます。

3-5. 高度な専門技術の活用

AI、ブロックチェーン、クラウド、データ分析基盤など、需要が急拡大している最新技術の分野では、国内よりも先行して知見を蓄積している海外エンジニアも少なくありません。オフショア開発を活用することで、こうした専門人材を日本国内より早期かつ柔軟に確保しやすくなり、高度な技術の導入や新規事業への挑戦がしやすくなります。

以上のように、人材・コスト・スピードの観点でメリットが大きく、ベトナムを含む海外人材は多くの企業にとって有力な選択肢となっています。

モアアジア写真

4. オフショア開発のデメリット

一方で、オフショア開発には注意すべきデメリットも存在します。

4-1. コミュニケーションの障壁

言語や文化の違いによる認識のズレは、プロジェクト進行の大きな課題となりがちです。
仕様の細かなニュアンスが正確に伝わらなかったり、日本特有の「行間を読む」コミュニケーションが通用しなかったりすることで、手戻りが発生するケースも見られます。

4-2. 時差による進捗管理の難しさ

委託先の国によっては、日本との時差が大きく、リアルタイムでのやり取りが難しい場合があります。緊急のトラブル対応や仕様確認が翌営業日まで持ち越されることで、プロジェクト全体のスピードに影響が出ることもあります。

4-3. 品質基準のズレ

品質に対する考え方や基準は国や企業文化によって異なる場合があり、その結果、日本側が期待する品質レベルと、実際の成果物との間に差が生じる可能性があります。特にテスト工程やドキュメント整備の粒度については、事前のすり合わせが重要です。

4-4. セキュリティや情報漏洩のリスク

海外での開発は、情報管理体制や開発環境そのものへの不安がつきまとうのも事実です。委託先の国のセキュリティ関連法規や、開発会社自体の情報セキュリティ体制を事前に確認しておく必要があります。

実際に「人材をアサインしてもらっただけで、コミュニケーション体制や品質管理の仕組みが整っておらず、プロジェクトがうまく回らなかった」という声も耳にします。
オフショア開発の成否は、こうしたデメリットをいかにカバーする体制を委託先が備えているかによって大きく左右されるといえるでしょう。

5. モアアジアが提供するベトナムオフショア開発の安心体制

弊社モアアジアでは、お客様に安心してシステム開発を任せていただけるよう、「コミュニケーション」「品質」「時差」「セキュリティ」といったオフショア開発の懸念点を解消できるような体制を整えています。

5-1. コミュニケーション・品質管理

弊社メンバーには、日本語が堪能で日本文化に精通したBrSEが在籍しています。日本のお客様の意図を正確に汲み取り、現地エンジニアへ適切に伝えることで、認識のズレを防ぎます。
さらに、ベトナム文化や異文化間コミュニケーションに精通した日本人PMや営業メンバーが在籍しており、お客様とBrSE間のサポート体制もバッチリです。
相互理解に基づいた体制でコミュニケーションの齟齬や品質基準のズレを最小化します。
ブリッジSEとは?オフショア開発を成功に導く役割・スキル・失敗事例を解説

5-2. 時差による影響の最小化

開発拠点はベトナムにあり、日本との時差はわずか2時間です。
ベトナム側の稼働時間(8:30〜17:30/現地時間)は、日本時間では10:30〜19:30にあたり、日本の業務時間と大きく重なります。
そのため、仕様確認や進捗共有、トラブル発生時の対応も日中にリアルタイムで行うことが可能です。

5-3. セキュリティ面のサポート

モアグループでは情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格である ISO/IEC 27001の認証を取得し、国際基準に準拠したセキュリティ体制を構築しています。
あわせて、ISO 9001、CMMIレベル3、ISTQBなどの各種認証も取得しています。
また、「セキュリティルーム」も完備しており、金融システム開発をはじめとした、セキュリティを重視する案件で実際にご利用いただいています。
お客様のご希望に応じて日本人スタッフが同行し、ベトナム現地の開発環境を実際にご確認いただける視察対応も可能です。

モアアジア集合写真

まとめ

オフショア開発、いかがでしたか。
日本の人口減少やITエンジニア不足が深刻化する中で、今後、海外人材の活用は企業にとって重要な選択肢になりつつあります。
特にベトナムオフショア開発は、優秀な人材・コスト最適化・文化的親和性などの理由から、今後ますます需要が高まると考えられています。こうした状況を踏まえ、企業ごとに異なるニーズや課題に合わせて、最適なオフショア開発体制を検討・構築していくことが重要です。

ちょっとしたご要望やご不安・気になる点などあれば、お気軽に弊社モアアジアにご相談ください。

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