morasia

Tokyo Japan

/

Vietnam

Salesforceエンジニア

【現役に聞く】Salesforceエンジニアの仕事内容・必要スキル・将来性

2025.8.20

弊社では近年ご相談が多いSalesforceの開発依頼に対応するため、優秀なSalesforceエンジニアを育てています。日本でもSalesforce導入企業の増加に伴い、需要が高まるSalesforceエンジニアを志す人が増えているのではないでしょうか。

そこで今回、弊社の現役Salesforceエンジニアにインタビューを行い、

  • Salesforceエンジニアになるために必要なスキル
  • Salesforceエンジニアの仕事内容
  • Salesforceエンジニアの将来性

などを考察しました。ぜひ最後までお読みください。

Salesforceエンジニアとは?

Salesforceとは、セールスフォース・ドットコム社が提供する、顧客管理・営業支援ためのクラウドサービスです。Salesforceはカスタマイズ性が高く、独自アプリ開発も可能で、顧客管理・営業支援に限らず、利用する企業各々がやりたいことに合わせて設計・開発をすることができます。Salesforceには予め高い標準機能が備わっていますが、標準機能以外の実装や、より細かい設計には専門知識が必要です。そこで、このSalesforceを利用する企業の要望に合わせて開発したり、導入支援をしたりするのがSalesforceエンジニアです。

弊社のSalesforceエンジニアチームのメンバー

必要な学習やスキル

– Salesforceエンジニアになるために、どのような学習をしましたか?

モアアジアでSalesforce事業を本格的に立ち上げることになり、もともとはJavaやPHPエンジニアだったメンバーも、チームビルディングに参加することにしました。最初は社内の勉強会でSalesforceに関する基礎を学び、Salesforce内で出てくる言葉(Salesforce Platform Basic、 Multitenant、Salesforce Org、 Trailheadなど)の意味を知りました。

その後、6ヶ月ほどSalesforce認定アドミニストレーター*を取得するための勉強をし、Salesforceを使いこなせるようになってから、実際に資格*取得のためのテストを受験し始めましたね。

自分の知識が認定資格を取れるレベルになったタイミングで、Salesforceの技術を学び始めました。
このとき、事前に認定アドミニストレーターの資格を取得して、Salesforceにおけるローコードの使い方を理解していたことは、技術的な学習を進める上でとても役に立ちました。

そして、Salesforceの技術、例えば、Apex(Salesforce独自の開発言語)・LWC(HTML・CSS・JSを使いSalesforceを開発する手法)・Aura Componentなどを習得しました。その後、社内で利用するSalesforceの開発経験を経て、クライアントのプロジェクトに参加。最初は先輩エンジニアのサポートから始めて、Salesforceエンジニアとして実践経験を積み、今に至ります。

また、モアアジアで資格取得を推進しているので、認定アドミニストレーター以外にも、認定上級Platform デベロッパーなど開発者向け資格を取得するようにしています。社内の活動以外にも、自主的にSalesforceの新機能を紹介する動画やウェビナー、Trailheadサイトで勉強したり、Salesforceコミュニティが主催するイベントにも参加したりしました。

ちなみにTrailheadのテストに答えると、ポイントを獲得してTrailblazer Ranksが上がるのですが、Salesforceを学習する仲間同士で、誰が一番多くポイントを獲得したか、誰が一番多くバッジを取得したか、競走しながら勉強したのが楽しかったですね。

Salesforce認定アドミニストレーター・・・Salesforceのシステム管理者であることを認定する資格
Salesforce認定資格・・・Salesforceに関して必要なスキルを保持していることを証明する資格。Salesforce認定アドミニストレーター(管理者)以外にも、開発者向け、コンサルタント向けなど様々な資格がある。
資格一覧(Salesforce公式HP)

– Salesforceエンジニアになるには、どのくらいの期間がかかりましたか?

技術的なことは約3〜4ヶ月で習得し、実際の開発経験を1年積んで、やっと1人前のエンジニアになることができました。

– Salesforceエンジニアになるために、またなった後に必要なスキルは何ですか?

Javaや.Netのスキルがあると、有利に学習を進められます。また、Javaや.Netではなくても何かしらの言語で1年以上エンジニア経験があれば、Salesforceエンジニアを目指しやすいと思います。Salesforceの技術を学ぶ前に、少なくとも1つのプログラミング言語を理解しておくことをお勧めします。

そして、Salesforceエンジニアには少なくとも次のスキルが必要です。

  • Apex
    • Salesforceのプラットフォーム・Force.comで使用されるバックエンドの開発言語。SalesforceではApexを使用しコーディング・保存・コンパイル・実行する。
  • オブジェクト指向プログラミング(OOP)
    • Apexは強く型付けされたオブジェクト指向のプログラミング言語であるため。
  • データ構造とアルゴリズム
  • UI/UXの知識
    • エンドユーザーが利用するSalesforceの画面を開発する必要があるため。
  • チームワークスキル
  • 顧客の要件を理解し、提案するコミュニケーションスキル

仕事内容

– Salesforceエンジニアとしてどのような仕事をしていますか?

基本的な仕事内容は、クライアントの求める要件に対して、Salesforceの開発を行うことです。

モアアジアは、ベトナムにいるエンジニアが開発を行うオフショア開発を主事業とするソフトウェア会社です。日本以外にも、多くの国と取引実績があり、ブリッジエンジニアや翻訳担当者がクライアントの要件や資料を翻訳した後、開発を行います。

プロジェクトにもよりますが、基本的な仕事の流れは、他のプロジェクトと同じです。
クライアントが要件を提示 → 翻訳 → 必要な技術を調査 → 開発 → テスト → 修正対応(クライアントからご指摘があった場合) という流れですね。

ただ開発をするのではなく、エンドユーザーの利便性を考えた設計や最適なソリューションをクライアントに提案できるように心がけています。

もちろん要件に対する開発だけではなく、Salesforceの導入支援や、既に利用しているクライアントに活用方法をアドバイスするコンサルティングも行うことがあります。導入から支援してほしいというクライアントは年々増えています。

– 仕事をする上で意識していることや大変な所を教えてください。

やはり、Salesforceの標準機能を変更したいという要件に対して開発を行うのは大変です。

またSalesforceはMultitenantアーキテクチャに基づく開発プラットフォームであるため、ライセンス制限があります。例えば Apex Governor Limitなどですね。Salesforceエンジニアはこれらの制限について把握しておく必要があります。

あとは、Salesforce開発では解決したい課題に対して様々なソリューションの選択肢が存在するのですが、その中から常にベストな方法を選択しなくてはなりません。

– 仕事をする中で、楽しいことや達成できたことはありますか?

Salesforceに搭載されたさまざまな技術を、実務の中で活用することができました。実践で身につけた幅広い技術は、他のプロジェクトや後輩へのアドバイスでも生かすことができています。

これからもSalesforce開発を通して、スピーディーな開発、クライアントへの技術提案、チームマネージメントができるエンジニアを目指して行きたいです。

将来性

– 将来性についてどう思いますか?

Salesforceのコンサルティング会社は年々増加しており、Salesforceを利用してビジネス全体の課題を解決する企業も増えてきています。実際にモアアジアでもSalesforceに関する依頼を多く受けており、技術面・コンサルティングの両面でSalesforceに精通したエンジニアを多く必要としています。

私自身もSalesforceエンジニアになってから評価や給与面が向上しました。Salesforceは世界中の企業で利用されていて、年々利用企業数が増えていることからも、将来性は高いと言えます。

Salesforceエンジニアを目指す方へ

– SalesforceやSalesforce開発の魅力を教えてください。

Salesforceは、コードとローコードの両方を同じプラットフォーム上で実現するPaaSプラットフォームであり、Flow・ Process Builder などの強力な自動化支援ツールを使用しています。さらに、システム開発のトレンドである AI、ビッグデータ、セキュリティ関連などの技術も兼ね備えているのが魅力です。

– Salesforce開発の難しいところを教えてください。

Salesforceは多くの機能を搭載したプラットフォームであるがゆえに、開発時に把握すべきナレッジが非常に多いことです。Salesforceに備わっている技術の全てを把握することは難しいですね。

– これからSalesforceのエンジニアを目指す方へのアドバイスをお願いします。

先述の通りSalesforceの導入企業は年々増えており、モアアジアへのSalesforceの開発依頼も多く、Salesforceエンジニアは今とても必要とされています。Javaの知識さえあれば、入門しやすい分野だと思うので、興味がある方はぜひ目指してほしいですね。

まとめ

今回は現役Salesforceエンジニアにインタビューを行い、

  • Salesforce認定アドミニストレーターの知識やJava等の言語でエンジニア経験があると、有利にSalesforceエンジニアを目指すことができる。
  • Salesforceエンジニアには、Apexを始めとする技術スキルに加え、UI/UXの知識、コミュニケーションスキルや実践経験などが必要である。
  • Salesforceエンジニアは開発を行う上で、Salesforce開発におけるライセンス制限などの独自の仕様を考慮に入れたり、幅広い技術から最適なソリューションを選択したりする必要がある。
  • Salesforceエンジニアの将来性は高いといえるが、技術力だけではなく導入や活用支援ができるコンサルティングスキルも求められる。

といったことが判明しました。
Salesforceエンジニアの皆さん、インタビューにご協力いただきありがとうございました!

モアグループには、優秀なSalesforceエンジニアが多数在籍しています!
こんな案件は対応できる?といったご相談も可能ですので、ぜひお気軽にご連絡ください。

モアアジアのSalesforce開発実績例

  • Salesforceを基盤とした勤怠管理システムの開発支援
  • Salesforceを基盤とした建築プロジェクト管理の開発支援
  • Salesforceを基盤とした小売業態の在庫管理及び受発注管理の開発支援
  • Salesforceを基盤とした医療業界の研究開発管理の開発支援

低コスト・高品質でのSalesforce開発をご検討の場合には、お気軽にお問い合わせください。
私たちモアアジアのスタッフが、誠心誠意対応させていただきます。

Share On

Blog TOPに戻る